こんにちは、しましまです。
先日、小さなお子さんを持つママ友さんとこんな話になりました。
「子育てを楽にするコツは家事を手抜きすることだ、ってよく言うけどさ、毎日レトルトとか、ホコリかぶってるのとか耐えられないから無理」
そのママさんは、子どもが起きる前、お昼寝をしている間、子どもが夜寝てからと、子どもが手を離れるスキマ時間を狙ってあらゆる家事をするそうです。
確かにいつ行っても家はキレイで、散らかっているものと言えば使ってるおもちゃくらい。
でもそれは、自分が気になるからしかたないのであって、しないほうがストレスたまるのだそうです
家事キライの私から見れば主婦の鏡です!
本当に尊敬します!!
「でもさ、やっぱ疲れるのよ」
それはそうです!
ママだってひとりの人間。
スーパーウーマンではないんです。
なのに、スーパーウーマンになろうとしすぎて、心も体も壊してしまっては元も子もありません。
そこで今回は、手抜きをせずにママの家事の負担を減らすコツを考えてみました。
少しでもママの助けになれば嬉しいです。
家事の優先順位をつける
家事と一言で言ってもいろんな作業があります。
掃除、洗濯、料理なんて大物から、ゴミ捨て、在庫補充、切れた電球取り換えなどのこまごましたものまで、本当に多岐にわたります。
だから、全てを完璧にこなそうとすると、キリがないし、疲れてしまいます。
そこで、家事の優先順位をつける!です。
必要度に応じてつけてもいいし、「自分が気になる」「ここは譲れない」順でも何でもいいです。
とりあえず、必要なことや完璧にしたいことから順番にリストアップするんです。
巷で言う「ちょっとのホコリでは死なない」も、見てイライラするくらいなら掃除の優先度を高く。
「レトルト食品を使う」ことに抵抗があるなら料理の優先度を高くしてOK。
でも大事なのはちゃんと順番をつけることです。
人間だれしも24時間しかありません。
その時間をどう割り振るかが大事になってきます。
あれもこれも…という気持ちはわかりますが、ちゃんと順番をつけて取捨選択することが必要です。
完璧にしたいものはして大丈夫!けれど、これはそこまででなくてもいいかな…というものも自分で把握しておくことが、自分を守ることにもつながります。
効率的な家事のやり方を会得する
優先順位が付けられたら、それぞれについて作業を見直してみましょう。
効率化できたり、効果的なやり方を見つけられたりするかもしれません。
料理
例えば料理なら、時短レシピを活用する。
電子レンジでチンするだけの蒸し野菜や、一晩漬け込んでおくだけのサラダなど…。
週に何度かだけでも調理時間が短くて、洗い物も少ない料理をレパートリーに加えれば、その分料理にかかる時間が短縮されます。
今はクックパッドやクラシル、DELISH KITCHENなど、便利な料理サイトやアプリがたくさんあります。
うまく活用してみてください。
掃除
常に片付いているご家庭なら、お掃除ロボットを導入することをおススメします。
キレイに片付いている部屋は障害物が少なく、お掃除ロボットも威力を発揮しやすい環境です。
お散歩や買い物などで出かけるときにスイッチオンして広い面だけでも掃除してもらったら、あとは隅など足りないところをちょっとするだけ。
かなりの時短になります。
掃除だけではなく水拭きしてくれるものもありますので、ご家庭に応じて導入を検討してはいかがでしょうか?
掃除用具を見直すのもいいと思います!
コードレス掃除機はパワーは少ないですが、手軽で毎日のちょこちょこ掃除には本当に便利です。
家事嫌いの私も、コードレス掃除機を目に付きやすく手に取りやすいところに置いているおかげで、掃除機掛けだけは毎日こなせています(^^;)
窓やテーブル、鏡の拭き掃除には、マイクロファイバークロスが大活躍。
水だけできれいに拭き上げられるから、洗剤を使わなくていいんです。
汚れがひどい時は、クエン酸を薄めた水で拭くのもおすすめ。
赤ちゃんにも安心の自然派お掃除です。
家族で役割分担をする
ママだけが家事をしなきゃいけないなんて、古い考え方はもう卒業しましょう!
パートナーや子どもにも積極的に家事に参加してもらうことで、ママの肩の荷が軽くなります。
パートナーを頼る
まずは、お互いの得意分野を活かして分担するのがおススメ。
例えば、料理が得意なパートナーには食事作りを、掃除が苦手なママは洗濯物をたたむことから始めてみては?
徐々にできることを増やしていけば、自然と協力体制が築けますよ。
とはいえ、家事が苦手だったり、やり方がわからないパートナーもいますよね。
そんな時は、まずは簡単なことから一緒にやってみるのがおススメです。
例えば、食器を洗う、洗濯物を干す、子供と一緒に遊ぶなど、パートナーでもできることから始めてみてはいかがでしょう?
やってもらうことで、「食器洗いは苦手だから食洗器を導入しよう」など、時短する新たな案も浮かぶかもしれません。
パートナーを頼るうえで大事なことは、できたことは、たくさん褒めて感謝の気持ちを伝えること。特に、苦手なパートナーであればあるほど、何も知らない子どもと同じように褒め、パートナーのやる気を引き出すことが大切です。
アホらしい、と思ってもそこは演じてください!!(苦笑)
そして、パートナーのやり方が自分と違っても、がまんも必要。
完璧を求めすぎず、80点でいいという気持ちでいてください。
焦らず、ゆっくり役割分担を進めていけば、きっと理想的な協力体制が築けるはずです。
それでも、なかなか協力が得られない場合は、具体的にお願いしてみましょう。
「週に2回、お風呂掃除をお願い」など、明確な頼み方をすれば、パートナーも取り組みやすいです。
子どもを頼る
実は小さい子であればあるほど、子どもはママの手助けをしたい!と思っています。
頼られるとすごく嬉しいみたいです。
なので、子どもの年齢に応じて、できることをお手伝いしてもらいましょう。
まず、幼稚園や保育園に通っているくらいの子どもなら、自分のおもちゃを片付ける、お皿を運ぶ、靴下を揃えるなど、簡単なことからスタート。
「ありがとう、助かったわ」と、たくさん褒めてあげてください。
小学生になったら、もう少し難しい仕事も任せられます。
例えば、食器洗い、洗濯物干し、掃除機がけなど。
手順を教えながら、一緒にやってみましょう。
失敗しても叱らずに、優しく教えてあげることが大切です。
中学生ともなれば、料理の手伝いや、洗濯物をたたむことも。
将来、自立するための練習だと思って、積極的に家事に参加してもらいましょう。
大事なのは、子どもの興味や得意分野を活かすことです。
料理が好きな子には、野菜を切ってもらったり、絵本が好きな子にはお風呂で弟や妹に読み聞かせをしてもらったり。
楽しみながらお手伝いできる環境を作ってあげると、自然とやってくれるようになります。
子どもを家事のできる子に育てる
子どもについては頼る以外に「家事をできるようにする」ことで、自分が楽になれます。
自分の家事に子どもを巻き込んでしまうのです。
こちらは特効薬とはなりませんが、将来確実に効いてきます。
小さい子におススメするのが、家事をゲーム感覚で取り組むこと。
例えば、お片付けの時間。
「5分間でできるだけたくさんのおもちゃを片付けよう!」と、タイマーを使ってゲーム感覚で取り組むと、子どもたちも張り切ってくれたりします。
片付けた量に応じて、ごほうびシールを貼ってあげるのも良いですね。
洗濯物干しも、「色別に分けて、できるだけ速く干そう!」など、ルールを決めてゲームに。
干し終わったら、ハイタッチで喜びを分かち合うとなんかテンションが上がりますよ!
掃除だって、「ダンスミュージックに合わせて、リズムよくお掃除しよう!」と、音楽を活用すれば、子どもたちも楽しく動いてくれるはずです。
何よりもママも一緒に楽しむことが大切です。
時には、ゲームに負けてみせるのも、子どもたちの喜ぶ顔が見られる秘訣ですよ。
家事をゲーム化することで、子どもたちは自然と家事に興味を持ち、自主的に取り組めるようになります。
家事代行サービスを利用する
手は抜きたくないけれど時間もない…
そんな時は家事代行サービスに頼るのも手です。
お金はかかります。
けれど、家事の質については申し分ないことを考えると、自分へのいい投資先だと思うんです。
時間が増えることで、子どもと一緒に公園に行くこともできます。
ここぞとばかりに趣味の時間を楽しんだりしてリフレッシュもできます。
時間が増えると、心に余裕が生まれます。
イライラすることも減って、子育てがもっと楽しくなるはずです。
私も、掃除については今でも何度かスポットで利用しています。
時間が増えることもさることながら、家事嫌いにとっては自分でいくら努力してもピカピカにはならないという点でも価値のある投資だと思います!
家事代行サービスを利用するなら、まずは自分に合ったプランを選ぶことが大切です。
月に1回の掃除だけでも、ママの心の負担はぐんと減ります。
料理代行なら、週に2〜3回利用するのがおすすめ。
毎日の食事作りから解放されれば、子供との大切な時間が増えますよ。
サービスを選ぶ際は、口コミや評判をチェックするのも良いですね。
実際に利用したママたちの感想を参考にして、信頼できる業者を見つけましょう。
事前の打ち合わせで、要望をしっかり伝えることも大切ですよ。
「子供が小さいので、化学物質の少ない洗剤を使ってほしい」など、遠慮なく相談してあなたにピッタリの業者さんを見つけてください。
最後に
以上、手抜きせずにママの家事負担を減らすコツを考えてみました。
家事に育児に頑張るママさん方、毎日本当にお疲れ様です。
少しでも力になれればいいのですが…
完璧を目指すより、ママが無理なく、楽しく家事に取り組めること。
それがママ自身を大切にすることにつながると私は信じています。
なので、自分を大切にするために、時には手を抜くことも、立派な工夫のひとつだと思います。
(とはいえ、自分を曲げてまで手を抜くことはないですよ)
あなたなりのペースで自分に合った方法を見つけてください。
ママも家族みんなも、もっと笑顔あふれる毎日を過ごせるようになるよう祈ってます!
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