こんにちは、しましまです。
先日ふと目に留まり買ってしまいました。
13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン [ 「7つの習慣」編集部 ] 価格:1,430円 |
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』は自己啓発本の中ではかなり有名ですね。
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ] 価格:2,420円 |
自己啓発本は結構好きで読むほうですが、分厚いのでなんとなく避けていたんですよね~(汗)
『13歳から分かる!7つの習慣』は本家の超入門書ということで手軽に読めそうだったのでトライしました。
読んでみて自分なりの気づきがあったので、備忘録的に残したいと思います。
7つの習慣はどんな内容か
有名な本なのであえて述べるまでもないかもしれませんが…
まず、前提として『パラダイムシフト』と『インサイド・アウト』を理解することから始まります。
『パラダイムシフト』で見方を変え
『インサイド・アウト』で自分を変える
要は自分のとらえ方考え方を変えることで、周りも変化していくよ、という考え方です。
そして本当の成功と幸せを手に入れるため、以下の7つの習慣を提唱しています。
□私的成功
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
□公的成功
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
□継続のために必要なこと
第7の習慣:刃を研ぐ
これらは並列ではなく、第1の習慣から積み上げていくことで効果を発揮します。
読んだ結果考察してみる
※これ以降は個人の見解によるものです。
7つの習慣を身に着けるために必要なことが『パラダイムシフト』と『インサイド・アウト』。
今問題なのは周りのせいだ、という考え方の見方を変えて、自分が変わらないから問題が起きているととらえ、自分を変えるという考え方です。
原則、そうなんだと思います。
私自身、この本を読む前からそう思って行動してきました。
けど、これって危険だなと最近思い始めています。
例えば
DVされてる
↓
そんな男を選んだのは自分だ
↓
DVされないように動けばいい(嫌だと思う心を変えたらいい)
とか
激務なのに給料が少ない
↓
そんな仕事を選んだのは自分だ
↓
やり方を変えてのりきろう(自分で変えれることに限界が来ているけれど)
自分に自信がない人ほどこういう思考に陥りがちだと思うのです。
(まさに私)
それで最終どうなるかっていうと、爆発します。
100%環境のせいってこともあります。
自分が変わったからって何でも解決できるもんでもないです。
変な風に変わると、それは『洗脳』されていることと同じことになります。
結局、インサイド・アウトって、『逃げるな』ってことなんだと思います。
けど、逃げることって本当に大事なことなんですよね。
逃げることに抵抗のない人にとっては大事な考え方ですが、『逃げたら迷惑がかかる』なーんて考えてしまう人間にとっては本当にツライ考え方です。
第1の習慣である『主体的である』は自分の行動に常に責任を持つことです。
責任とは、自身に引き受けなければならないものということです。
が、この意味の通りすべての物事を自身に引き受けてしまうと大変なことに。
引き受けなくていいものは捨ててしまわないと、自分を壊してしまいます。
考え方自体はステキなものですが、第1段階として『主体的である』ことを深く考えだすと、ドツボにはまるどころか間違った方向に行ってしまう危険性があると思いました。
(正直私はここで嫌になり投げ出そうとしました)
あくまで『主体的であること』は『終わりを思い描き』『最優先事項を優先する』ときの行動指針として必要なものであると考えます。
そして、最も大事だなと思ったのは、私的成功の後に公的成功があること。
要は私的成功なくして公的成功はない、ということなんですね!
ここは目の前がぱっと開けたようでした。
母として、妻として、私的なことより公的なことを優先してきました。
そして、今ビジネスというものに片足を突っ込んでいますが、ビジネスはまさに公的なこと。
もー、ホントにホントにつらくて(汗)
そりゃそうですよね。
私的成功どころか、私的なことおろそかにしてたんだもの。
公的成功へのパワーがなくて当たり前です。
時期尚早だったんですね。
とにもかくにも私的成功が第一と言うことが分かったので、実線に移ります
7つの習慣を実践する
まずは私的成功を目指さなければならないことがわかりましたので、第1~3の習慣を始めてみます。
ただ、第1の習慣についてはすでに十分すぎるほど身についているので『終わりを思い描くこと』から始めてみます。
終わりを思い描く
私なら母の顔、妻の顔、仕事の顔、趣味の顔とすぐ思いつくだけでも4つあります。
いちおうそれぞれにゴールを決めます。
母の顔:子どもたちが一人で衣食住をまかなえるようになったとき
妻の顔:平穏無事に添い遂げられたとき
仕事の顔:前職同等に稼げるようになったとき
趣味の顔:やりたいことができるようになるレベルになった時
ただ、もしどちらかを選ばないといけないときはどうするん?と思ったらちゃんと書いてました。
原則を持つ
原則=こうありたいと願っている自然な望みでありどんなときにも揺らがない価値観の根っこ です。
原則を中心において、役割やゴールを考えることで自分にとって一番良い道を選べるとのこと。
もう少し原則を深堀するため辞書を引いてみます。
原則=人間の社会的活動の中で多くの場合にあてはまる基本的な規則や法則
ちなみに法則とは『いつ、どこでも、一定の条件のもとでは成立する関係』とのこと。
要するに、人間の社会的活動の中でこうしたらだいたいこうなるっていうルールのことかな。
そう思うと、私は『正直』ってことが原則にある気がします。
嘘をついたりごまかすのは嫌い。(必要な嘘があることはわかっている)
ずるをして得をしたことを笑って他人に話す人が嫌い。
自分の気持ちに正直に生きたい。
仕事だったら誠実に対応、ってことになるのかな?
私は『正直』を原則において、自分の気持ちにも、他人にも正直に生きたいと思います!
ちなみに本家のほうには、自分の葬儀を考えるっていうのがあるらしいです。
集まってくれた人に、何と言って欲しい?
あなたの人生について、どう述べて欲しい?
というのを考える=終わりを描く のだそうですが。
私、別に弔辞いらない(笑)
人からの評価なんてどうでもいい。
他人に自分の人生について述べてほしくもない。
私的成功の次は公的成功なのだからこの終わりの描き方は理にかなっているのですが…
私的成功すらなっていない私にはまだ早いようです。
最優先事項を優先する
自分にとって一番大事なことは何かを見極めるために行動を4つの領域に分けます。
一般的な場合
緊急 | 緊急でない | |
重要 | 期限のある仕事 大切な人との約束 差し迫った問題への対応 けがや病気の治療 | 自分の将来について考える ステップアップのための勉強 重要な人との関係づくり 体調管理(食事、睡眠など) |
重要でない | 急に頼まれた雑用 付き合いのための意味のない食事 突然の来客対応 | 暇つぶしのゲーム 友達とのおしゃべり 意味のない長電話やメールのやりとり |
私の場合
緊急 | 緊急でない | |
重要 | 育児に関するすべてのこと 最低限の家事 請け負った仕事 ブログを書くこと 睡眠 | 趣味の練習 夢のための勉強 ゲームやアニメ鑑賞 |
重要でない | 必要以上の家事 付き合い程度の食事 | ? |
緊急かつ重要なものは、まあこうなりますよね。
今現在起立性調整障害の子どもを抱えていることもあり、平日は緊急かつ重要なもので手いっぱいの状態です。
ですが、一番大事なのは『緊急でないが重要なこと』
ここが人生における最重要事項で、ここにどれだけ時間をさけるかで人生の充実度が大きく変わるとのこと。
むずかしいなあー。
というのも、すでに緊急かつ重要でほぼ手いっぱい。
緊急でなく重要でないものってうかばないんですよね。
だいたい暇つぶしできるほど暇がない(苦笑)
だらだらできる時間が欲しいくらいです。
強いて言えばニュースサイトあさりだけど、これだってテレビを見ない私にとって一般的なところでいうと新聞を読むのと変わらない重要度なので、重要というほどではないけれどそこそこ大事なことなんです。
となると、次は緊急ではないが重要なことが減らすターゲットになりますが、こちらもほぼ減らしています。
じゃあ、もう緊急かつ重要なことを減らすしかないわけです。
といっても育児、家事、睡眠は減らせません。
ブログもできれば仕事にして収益の一つにしたいと思っているので書かないといけません。
じゃあ仕事しかないよね…。
コロナのことについて少しずつ分かり始めてきていて、子どもの様子も落ち着いてきたから仕事を再開したのですが、まさか不登校+起立性調整障害なんてものになるとは思わず。
仕事してしまったことを後悔しています。
今の仕事、自分が夢中になれる楽しい仕事や、誰かが喜ぶことで自分が喜ぶ仕事だけではないです。
最初は興味があって探り探りではじめたものの「向いてない」「なんか違う」と思いながら、責任と義務だけでやっている仕事もあるんです。残念ながら。
『正直』を原則に置くならばこういう仕事は緊急で重要だけど、責任と義務を果たして早急に手放したほうがいいものなのだと思います。
重要と言うことを『自分にとって』と限定するなら、こういう仕事は重要ではない分類に入りますしね。
とりあえず、1時間でも、たとえ5分でも『緊急でないが重要なこと』に時間をさけるようにスケジュールを立てて毎日やることから始めてみようと思います。
1か月頑張ってみて、結果はまたブログに書きたいと思います。
今より少しでも良くなっていることを願って。
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