こんにちは、しましまです。
私は自己肯定感が低いです。
夫も低い方です。
でも、子どもたちは自己肯定感がとても高く、親がうらやむほどです!
自己肯定感が低い親でも、自己肯定感の高い子どもを育てることはできる!
育て方一つなんだと実感しています。
今日はそんな我が家の体験をもとに綴りたいと思います。
なぜ私は自己肯定感が低いのか
私の自己肯定感が低い理由。
子どものころ、親に自分の個性を認めてもらえなかったことです。
褒められたことはあります。
でも、それは
- テストで100点取った
- 親の言いつけ通りにやった
- 発表会でうまく演奏できた
- 絵が上手に描けた
など、親自身にとって良い結果と思われる状態になった時だけです。
ちなみに、テストで100点はのちにそれが当たり前になってくると、見向きもされなくなりました(^^;
自己肯定感は結果をほめても上がることはありません。
むしろ、結果を出さないと認めてもらえないという間違ったメッセージを与え、自己肯定感を下げます。
そんなメッセージを受け取った子どもは、常に結果を出さないとというプレッシャーにさらされ、自分を苦しめます。
個性、とは結果のことではありません。
私の場合はこんな感じです。
- 深く考える
- 学習欲が高い
- 熱中したら止まらない
- 人の心の動きに敏感
何故?何?は繰り返すとしつこいとか、忙しいでシャットアウト。
(親の立場になると共感できるところもありますが)
深く考えた結果、突っ込んで尋ねるとうるさいとこちらもシャットアウト。
「親をバカにしてるのか」と言われたことも。
熱中は、一人でやる分にはよくても(工作とか)、親を巻き込むこと(球技の練習に付き合う)は声をかけるだけで嫌そうな顔をされました。
そして、人の心の動きに敏感なので、心のこもっていない言葉、心と裏腹な言葉はすぐわかってしまいます。
「すごいねー」(特にすごいと思ってない)とか
「いいよー」(本当は面倒なのよね)とか
どれほど傷ついたかわかりません。
価値観も違っていて、私の意見は常に彼らにとって異質だったようで、反対されなかったことは記憶にないくらいです。
個性を発揮すると大概嫌がられるので子どものころは自分を殺していたし、いつ○ようかって毎晩本気で悩んでました。
(○ななかったのは、○んで一番損をするのは私自身だと思っていたからです)
こんな環境で自己肯定感が育つわけないですよね。
そして、こういう環境で育った人は、大きくなって自己肯定感が回復しても、心のどこかで自己否定する自分を捨てきれません。
私自身がそうだから、というのはサンプルも少なく安直かもしれませんが、親に認められないって相当なトラウマであることは間違いないと断言できます。
親は子どもにとって最初の他人です。
親にとってはプレッシャーですが、子どもの自己肯定感が健全になるかどうかは最初の他人である親にかかっていると言っても過言ではありません!!
自己肯定感を高めるにはどうしたらいいか
私は自分にされたことの逆を子どもたちにするように心がけました。
具体的には
- 結果でなく過程に注目する
- 個性にすぐポジティブな反応する
です!!
あとは、
- 失敗を責めない
です。
結果でなく過程に注目する
結果は、チャレンジしたから得られたものです。
このチャレンジしたことに注目するんです。
靴を一人で履こうとしていたら
一人で履いてるん?やる~!
結果左右逆になっていても怒りません。
(直したり教えたりはするとして)
テストのために勉強をしていたら
勉強やってんねー
100点取れなくても怒りません。
(中学くらいになったら勉強の仕方が良くなかったのでは?と意見しますが)
褒めれることなら褒めたほうが効果が高いと思います。
が、注目するだけでもいいと昔読んだ本に書いてありました。
注目されていることが分かると、自分はいつも見守られているという安心感を得ます。
自己肯定感は安心感がベースなので、安心貯金をたくさん貯めるのがいいんですね!
個性にすぐポジティブな反応する
突拍子もないことをしたら「面白い」とか、こだわりが見えたら「いいね」とか。
何かしら子ども特有のコトが見えたら、すぐ反応するのも効果があります。
その時の反応は、できるだけポジティブなものがベスト。
ネガティブな反応が出そうになったら、ポジティブ又はフラットに言い換えるのが大事です。
例えば、ゴキブリ観察に夢中な子に「気持ち悪い」と言ったらどうでしょう?
この子は今後ゴキブリだけではなく虫全般を嫌いになってしまうかもしれません。
「集中してるねー」とかでOK。
ここでも大事なのは注目です。
注目する ⇒ 自分に興味をもってくれてる、見守ってくれる ⇒ 安心!
の鉄板ルートで安心貯金を貯められます。
失敗を責めない
小さいときの夫婦のルールとして、
子どもが失敗したらリカバーの仕方を教える
子どもが失敗してすぐリカバーの行動をとったらつかさず褒める
を徹底していました。
- 飲み物をこぼしたら台拭きかウェットティッシュを持ってきて拭く
- おねしょをしたら、下着をバケツに入れて水を張る
などです。
こぼした瞬間に子どもが台拭きを取りに行ったら、
お、いいね~~!!頼んだよ~♪
です。
失敗しても大丈夫!という安心感を与えることができます。
ただ、大きくなってくると失敗を理不尽に叱る人にも遭遇してくるので、みんながみんな失敗に寛容ではないということをどこかのタイミングで伝えるほうがいいです。
あと、同じ失敗はしないほうがいいほうが多いので、そのあたりも誤解のないように伝えたほうがいいです。
自己肯定感の高い子どもは、親の自己肯定感を高めてくれる
これは副産物のようなものですが。
自己肯定感の高い子どもは、親の自己肯定感を高めてくれます。
お母さん、大丈夫だよ
お父さん、すごいね!
子どもの時得られなかった言葉を子どもたちがかけてくれるのは不思議な感じですが、「自分はここにいていいんだ」「自分は子どもたちにとって大事な存在なんだ」と思わせてくれます。
こういう言い方が適切かはわからないですが、Win-Winです。
結局のところ、子どもに注目して安心を与えるのが大事!
安心感があれば、自分はここにいてもいいという自信につながります。
これが自己肯定感につながるんですね。
なので、ドンドン注目して安心貯金を増やしてあげてください。
ただ、いいタイミングで注目するのは結構大変です。
目を離せないということだからです。
世話が必要な状態ならなおさらですね…。
本ブログではそんな毎日忙しいパパママのために、時短暮らしのコツも紹介しています。
(まだまだ少ないですが、ドンドン増やす予定です…!!)
ぜひのぞいてみてください。
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