こんにちは、しましまです。
習慣化の苦手な私ですが、14年間毎日欠かさずしていることがあります。
子どもたちに
「(子どもの名前)は私のオタカラだよ」
「私は(子どもの名前)が大好きだよ」
と声をかけることです。
最近は上の子は大好きをやめて
「(子どもの名前)は私の自慢の子どもだよ」
と言っています。
本人が照れるから(おもしろいけどw)というのと、英語では子どもに
「I’m proud of you.」
って言うと本で読んで、ステキだなと思ったからです。
「私はアナタを誇りに思う」はちょっと言いにくいので、意訳してみました。
コレ、おなかの中にいるときから毎日毎日言い続けていました。
単純計算で365×14=約5000回。
子どもが小さいときは何度も言ってたと思うので、一人1万回は固いと思います。
子どもたちの様子を見てると、この習慣は子どもたちにとてもいい影響を与えていると実感しています。
ちなみに、オタカラと言っているのは、下の子に
「モノはヤダ(´・д・`)」
と言われたからです(^^;
が、構成上宝物の方が分かりやすいので、以下は宝物で続けます。
今日は「宝物」「大好き」と言い続けたこどもたちの今と検証、どういう風に行っていたかを綴っていきたいと思います。
「宝物」「大好き」と言い続けた子どもたちの今
- 自分の長所も短所も受け入れられてる
- 自分も他人も否定しない
- みんな平等に扱ってる
- すぐに気持ちを切り替えられる
- イレギュラーなことが起きても動じない
- 自分をしっかり持ち、主体的に生きられる
- 何事も前向きに考えられる
- 他人の評価に左右されにくい
こんなかんじです。
いわゆる自己肯定感が非常に高いです。
上の子は親の私が「仙人か?」と思えることがあるくらいですw
マイペースな性格も相まって、達観しています。
といっても今の俺サイコーと思っているわけではないです。
できないことは努力するし、中学受験のようにやると決めたら実直に取り組んでくれます。
下の子は常に上の子を意識しているせいか評価だけは気にしますw
下の子の方がわりと何でもすぐにできるタイプなのですが…なぜ意識…。
下の子が勝った!と思っても上の子が悔しがらないからかな(^^;
必要以上に気にすることもありますが、持ち前の切り替えの早さと前向きさで努力するので、いい感じで短所を長所に変えているのだと思います。
何故「宝物」「大好き」と言い続けたら自己肯定感が上がるのか
自己肯定感とは、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉だそうです(Wiki調べ)。
自分は誰かの宝物である
自分を大好きでいてくれる人がいる
は、自分の価値や存在意義を肯定できる根拠になるからかなと思いました。
「自分はここにいてもいいんだ」と思うには、「あなたはここにいていい」と一度でも自分以外の誰かに認められないと難しいと思います。
「自分に価値がある」も同じです。
生まれて最初に会う人間であり、成人するまで長く時間を共にする親から言われるのが、効果が高いのかなあと思いました。
習慣にするために
- いつ言うか決める
- 気づいたら言う
いつ言うか決める
おなかの中にいるときはおなかに触れたら言う、生まれてからは寝る前に言うと決めてました。
寝る前に叱ることがあって怒りモードでも、布団に入るときは抱きしめて必ず言ってました。
怒っていても言うと決めていたら、自分の気持ちも冷静になるのでとてもよかったと思います。
気づいたら言う
ふと気づいたときに何気ないタイミングでも言ってました。
結構喜ぶんですよね。
半分口癖のようになっていきますが、喜んでるからいいんです!w
大きくなってくると「知ってるよ!」なんてそっけない返事もされますが、顔は今でもまんざらでもなさそうですw
子どもたちがねだってくるときは自己肯定感が下がったとわかる
たまに、子どもたち自身が「言って~」とねだってくる時があります。
自己肯定感が下がる何かがあったな、と気づけます。
気づければゆっくり話を聞くなり、しばらくそっとするなり、いろんな対応が取れます。
子ども自身も落ち着いたら自分から話すこともあります。
子どもの心のバロメーターを計るのにも、『宝物』『大好き』の声掛けは大事だなあと思いました。
「宝物」「大好き」と言いまくろう!
「宝物だよ」も「大好きだよ」も言うのに10秒もかかりません。
習慣にすることで、子どもは安心の根拠を手にして自分を肯定できるようになっていきます!
自分の気持ちを言葉にして言い続けるだけで、いい変化が起こります。
ぜひお試しください。
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