こんにちは、しましまです。
起立性調整障害による午前中のふらつきがどうしても避けられない長男。
けれど4月から最終学年。
修学旅行は行きたい…
気持ちの面はいったん置いておいて。
多少のふらつきくらいなら自分で何とかできるようにと歩行補助の杖を買おうと、いろいろ検討していました。
杖の種類については、こちらが参考になりました。
杖にもいろんな種類がありますね…
お年寄りが持っている杖はT字杖が多いかな?
手軽で多くの種類があります。
折りたたみできる杖もあります。
ただ…デザインが…
顧客層のお年寄り向けのデザインに寄ってしまうのは仕方ないのかもしれませんが。
シンプルなものも少ないです。
あとT字杖は体重の1/6程度の負荷を想定していると記載のある製品もあり、(そうはいっても各社それなりの負荷に耐えられるように作られていると思いますが)ふらついたときにがっつり体重がかかることを考えるとしっかりしたものが欲しいところ。
さらに、通学路ががっつり坂道なので、指の間に負荷がかかるT字杖はしんどいかなと思い候補から外しました。
選んだのはロフストランドクラッチのこちら。
[2本セット]ロフストランドクラッチ エルゴテック Ergotech【エルゴグリフクラッチ/FDI/ステッキ/杖】 価格:5,850円 |
※1本もあります。
ロフストランドクラッチ エルゴテック Ergotech【エルゴグリフクラッチ/FDI/ステッキ/杖】 価格:3,150円 |
- 腕を支えるカフがあり、握るように持つので安定感があり力が入りやすそう
- ザ・お年寄りのイメージが強いT字杖よりは、見た目的にお年頃の子どもが持ちやすそう
- あまり短くはならなさそうだけどグリップの部分が折れ曲がるので、袋さえ調達すれば釣り竿みたいな感じで持ち運びそう
- 値段が手ごろ
だったのが理由です。
息子に見せると
なんかかっこいい!魔法の杖みたいやん!!
と気に入った様子だったので購入しました。
外用と内用で2本セットを購入。
530gとのことでちょっとずっしり。
メイドインフランスです。
耐荷重130kg。
グリップ部の色は赤、青、黒、白、ベージュ、紫の6種類あるそう。
しかも、2本セットは別々の色を選べるそうです。
体格のいい白人仕様ならしっかりしているような気がします!
下図の丸印のところにボタンがあって、グリップを閉じられます。
ただ、固い…
最初はかなりの力が要ります。
杖の真ん中のほうにあるのが高さの調整クリップです。
金具を差し込むタイプで、使っている最中に短くなったり…ということはしなさそうな感じです。
ひっかけてあるところを上にあげて、金具のところを下にぐっと引くと外れます。
一番短くすると全体では約90cm、グリップから杖先は70cmほどでしょうか。
14段階の調整が可能です。
一番短くすると、身長130cmくらいの次男にぴったりでした。
カフ部分も4段階に高さを変えられます。
ただ、こちらも固い…
しっかりしているという意味ではいいのかもしれませんね。
夏場に向けて、汗がカフにたまりそうなところが少々懸念ですが、本人は気に入ってさっそく練習してました。
終業式も杖補助で登校しました。
時間はかかるものの、本人は快適だったようで気持ちが前向きになったようです。
できない!とばかり言っていたけれど、できることから一歩ずつ。
4月から、新たな気持ちで無理のない範囲で登校できたらいいなと思います。