こんにちは、しましまです。
約1年、長男は登校したりしなかったりの生活を送ってました。
病気で行けなかった時期もあるのですが、大半は意思で行かなかった時期のほうが長いです。
起立性調整障害になってからも、午後からはいけるんじゃ?と思った日でも行かなかったり、行こうと決めていた日に体調が悪くなったりしていました。
今日行って次の日行かないなんてこともザラで。
原因を探ろうとあれこれしてもうまくいかず。
担任に聞かれてもうまく答えられない。
そうこうしてるうちに月日が経ってしまったことは反省しきりですが、結果的に本人的にはなるようになった感じではあります。
1年終わって分かったことは、彼にとって担任との関係が相当ネックだったのだということ。
もちろん感じるところはあったし、それについての話もしました。
結局時間でしか解決できなかった(解決したとも言い難いけれど)ようで、じたばたしなくてもよかったのか!?と思ったりもしています。
長男は周りを気にしすぎるところがあるものの、ルーズなところがあります。
今までの先生にも提出漏れや宿題忘れ等の指摘はあるものの、他人のフォローや状況に応じた手助けを率先することを評価され、本人的にもバランスが取れてたところがありました。
それが、今の先生になって状況が一変。
環境的に余裕がなくいつもイライラしている風の先生に自分のフォローや手助けは気づかれることなく、むしろ代わりに叱られる始末。
それでいて提出物等の細かいところを再三指摘され続けていました。
もちろんルーズなところは本人の責任で、家でも試行錯誤しているところでした。
だけど良いところは認められず、悪いところは指摘され続ける。
それでいて、環境のせいで常にイライラしている様子の担任にどんどん萎縮して、言いたいことも言えない、しまいには近寄ることもしたくなくなっていったようです。
そのうえ体調不良。
辛いことも言えなくなって学校に行きづらく、オンラインすら出ない状態が続いたのでした。
カウンセラーとのやり取りの中で、担任に思いを伝える機会を設けてもらい、素直な気持ちを伝えることはできました。
オンライン授業には出るようになりましたが、それ以上は積極的に交流を望まず『避ける』ことを選びました。
そんなかんじで1年終わってしまいました。
大人の人に意見を言うのはなかなかしんどい、と常々長男は言うので、その経験ができただけでも社会勉強としてはよかったのかなと思います。
学校での学びはほとんどなかったですが、本人に後悔はないようなのでいいとする…
自分と合わないからと言って学校に行きづらくなる、会わないようにする、では、社会に出たときに苦労する(社会に出られるのか!?)という心配は正直あります。
自分と会わない人との付き合い方、距離を置いて付き合って、心に影響を与えないようにする術を身に着けることも大事で、本来、学校という小さな社会で、こういうことを学んでいってほしいという気持ちはあります。
でも、だからといって、体調不良を推してまで無理して付き合うこともないよなあと思ったりもします。
そう思うと、
どうしようもなくなったら逃げる=不登校
もおおいにアリ。
特に学校という狭い空間、限られた人間関係となる中では逃げる場所も少ないわけで、そんな中では結局不登校という形になるのかな、とも思います。
欲を言えば、社会経験のある大人が子どもに寄っていくべきだと思っているので、担任に義務的なことを理由にしてでももう少し長男にかかわってほしかったとは思います。
とはいえ、子どもが望んでいなかった以上こちらからいうわけにはいかないし、難しいところですね。
来年度はまたクラスも担任も変わります。
体調のこともあるのでより先が見えず心配ではありますが、心配してもしょうがない!
とりあえず事情を知っている仲の良い友達と一緒になることを祈っておきます。