こんにちは、しましまです。
起立性調節障害の息子を含む小学生2人の母です。
起立性調節障害と聞いたとき、やっぱりかーという感じでとりあえず原因が分かったことにホッとしたことを覚えています。
最近ではメジャーになりつつある(と思っている)起立性調節障害、うちの場合を書いてみます。
起立性調節障害のはじまり
2021年のGWごろからアレルギーによる咳と百日咳のダブルパンチを受けた長男。
アレルギーによる咳はコロナ禍でも登校許可されていたことと、宿泊行事に参加したいという思いから無理ない範囲で登校していたものの、咳に対する周囲の目は厳しく…
登校してつらい思いもあったようで、完治しても気持ちの面から学校に行けない日々が続きました。
そんななか、朝に「ふらふらする」と言い出したのが2021年の秋くらい。
朝起き上がってなんとかリビングまでは来れるものの、ぼーっとして動けない。
立ち上がるとふらついて歩くのが難しい。
休んでいると昼過ぎからよくなって、夕方ごろからは超元気。
その少し前から朝の頭痛や腹痛を訴えていてもしや…とは思っていたものの確証はなく病院へ相談しました。
すぐに起立性調節障害の疑いがありますね、とパンフレットを見せてくれました。
1ヶ月ほど様子を見たのち検査を経て起立性調節障害と診断されました。
起立性調節障害の検査
まず、問診と主たる血液検査をして特に異常がないことを確認しました。
ここで異常があったらそちらの問題かもしれないとのことで、可能性をつぶすために検査するそうです。
以上がないことが確認されたら、起立性調節障害の検査をしてもらえます。
検査は30分ほど。
- 寝転んだときの血圧・心拍数を計り、立ち上がった時、3分後、10分後の血圧・心拍数の変化
- 座った時の血圧・心拍数を計り、立ち上がった時、3分後、10分後の血圧・心拍数の変化
長男の場合は寝転んで起き上がった場合の血圧の変化が通常より大きく、起立性調節障害の診断になりました。
起立性調節障害でよく使われるらしい、血圧改善のお薬を処方されました。
現在も服用しています。
起立性調節障害になるとどうなるか
ひどい人は朝起き上がることすら困難になるそうです。
長男は起き上がることはできますが、立ち上がるとふらつき、歩くとふらつく。
一回座ると次動作に移ることが困難。
ひどいときは頭痛も伴うのでその時はほとんど動けません。
頭痛がなければ座ってやる作業はできます。
テレビ見たり、ゲームしたりはもちろん、オンライン授業も受けられます。
パソコンでプログラミングしたり、ドリルやったりもできます。
時間が経つと症状は回復していき、おおむね夕方からは普通に生活できます。
習い事にも行けます。
運動系の習い事も問題ないです。
現に長男は週に1~2回、地域のクラブチームが夜に行っている練習に参加してます。
動かなかった時期が長くみんなについていくのは大変なようですが、事情を話したうえで参加していることもあり、休み休み取り組んで少しずつ動けるようになっているようです。
ということで、夕方以降しか会わない人はどこが病気なの?という感じです。
調子のいいときだったら車等で学校に送ったら登校できるのでは?とも思うのですが、学校に行くとなんやかんやで移動することが多く、学校に行くこともできないのに移動ができるか不安で行けないと…。
長男の場合は、担任の先生との信頼関係が構築されてなく、自分に不安があったりしんどくなったときにすぐに言えない、というのが一番のネックだったのですが、それがわかるまでにも長い時間を要してしまいました…。
ストレスがかかると症状がひどくなる傾向があり、単なる体だけの問題ではなく心とも密接にかかわっていると思わされました。
今回はこのあたりで。