こんにちは、しましまです。
私は、自身の失敗に不寛容です。
失敗が分かった瞬間はすごく落ち込むし、心が重たくてやる気もなくなって消えたいと思ってしまいます。
失敗したからって死にはしないんですが…
絶望しかなくなる感じです。
そして結構引きずります。
あー、なんでこうなんだろう…
とか独り言をつぶやくと、
お母さんも人間だもん。失敗くらいあるって
まあ、そういうこともあるよ。
チョコ(自分の好物)あげるから食べる?
という感じで、子どもたちがたいてい声をかけてくれます。
私、たぶん自分の親にこんな声かけたことありません。
そもそも親からやっちゃったんだよね…みたいな落ち込んだセリフ聞いたことないかも。
(出さないようにしていたのか、そもそもそういうことを気にしない人だったのかはわかりませんが)
私は小さなころは怒られた記憶しかありません。
叩かれてることもしたけど、何故か弟が同じことをしても叩かれることも怒られることもない。
後々にこの話をすると、母は
「一人目の時(私)はちゃんと育てなきゃって夫婦ともに気ばっかり張ってたけど、二人目(弟)のときは疲れてたのよね。お父さんは仕事が忙しくなっちゃったし」
なんて言ってました。
そんなの知るか(怒)って感じです。
だから子どもができたとき、夫と『子どもの失敗は怒らないでおこう』と決めてました。
「そういうこともあるって」「しゃーないしゃーない」みたいなことを言ってたし、失敗したら対処の方法を教えて、次同じ失敗の時にすぐにリカバリーできたら褒めるようにもしてました。
全部が全部できたわけじゃありません。(聖人君主じゃあるまいし)
だけど、子どもたちは(性格上寛容度に差はありますが)失敗に寛容な子になりました。
言葉って還るんだなってつくづく思います。
なるべく優しい言葉をかけようと頑張ってきたことが、何年も経って今私に還ってきてる。
言葉はナマモノです。
言葉は言霊って言われたりもするけれど、口語だろうが文字だろうが魂を持って行き来するんだろうなと、オカルトめいた感じにも思ってしまいます。
だから、逆もしかり。
批判したり中傷したりしたら、全部自分に還ってきます。
事実、さんざん傷をつけるようなことを言ってきた親に対して、私は優しくなれませんので言葉がきつくなります。
意図しなくてもそうなってしまうんです。
親からすると何気ない一言で沸点に達します。
「そんなつもりないのに、なんでそんな風な意味にとるの!?」
と言われますが、そういう風に取られるような仕打ちをしてきた自分のせいだとは思わないのかとさらに嫌になります…。
親の立場から考えてみると私にしたことが還っているだけです。
けれど、続けているとまた私に還ってくるのだろうと思います。
もともと親から始まったこととはいえ…
だからこそ止めたくて、我慢して優しく返していた時期もあるんですけどね。
無理なこともあります(苦笑)
還ってきたら甘んじて受けるしかないですね。
自分がこういう言葉をかけられたいと思ったら、まず自分から声をかける。
自分からやると巡り巡って還ってくるんです。
状況によってはなんで自分が先にやらなきゃダメなの?と不満に思うこともあります。
でもその不満を押し込めてでも自分から動くほうが、後々きっとよくなります。
自分のイライラや黒い感情を出せないのはつらいけれど(その原因がはっきりわかっているとしても)、自分の外の人に向けて出すことだけはやらないほうがいいです。
言葉の大切さ、怖さ、すばらしさ。
今一度よく考えて発しようと思います。
今日も一日穏やかでありますように。
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