こんにちは、しましまです。
息子を持つ母であれば避けて通れないうんこ問題。
小さいときならまだしも、小学生になってもうんこ、うんこ…
しかも何が楽しいの?というくらいゲラゲラ笑ってたりして。
同年代女子が白い目で見てもお構いなしです。
私、小学生向けプログラミング教室の講師をやっているのですが、クラスに最低1人はうんこ作品を作ります(笑)
なぜうんこと言いたがるのか。
止めるすべはあるのか。
を私なりの解釈で書いていこうと思います。
なぜうんこをネタにするのかを聞いてみた
昔子どもに聞いたことがあります。
返答はこちら。
だっておもろいやん
いや、全然おもしろさが分からないのだけど…
そこにあるだけでおもろいよ
っていうか、なんでおもろくないの
子どもたちが赤子の時、有無を言わさず関わったうんこ。
存在だけでおもしろいという概念が母には理解できません。
さらにツッコむと
うーん、音?
『う』と『ん』と『こ』の音が並ぶとおもしろいということ!?
とますますわからない(^_^;)
ぶっちゃけ、ママにとっては散々見せられどちらかと言うと困らされたものであり、あるいは健康を管理するためのツールとして接してたわけで、そういった面でも『いい』印象はないですよね…。
子どもの口からは期待してませんでしたが納得できる答えが得られなかったので、子どもたちの様子を見て感じたことをいくつかあげてみます。
①周りの反応を楽しんでる
なんやねんそれ、ワハハ
でも
もー、何言ってるのよ~
でも
とりあえずうんこと言うと、周りから何らかの反応が返ってきます。
反応が返ってくる=自分を認識されている
ということなので、相手の中に自分の存在を感じることができます。
子どもって他人の意識を自分に向けるためにいろんなことをしますよね。
急に抱きついて来たり、いたずらしてみたり…
されてうれしいこともあるし嫌だと思うこともあるけれど、子どもにとっては自分を見てくれたらそれでいい。
さらに言えば、TPOさえわきまえれば「うんこ」って言うと相手は大概笑います。
大笑いも苦笑いも子どもにとっては同じこと。
笑いの細かい違いを気にする子はおそらく言いません(笑)
笑ってくれるからまたネタにする
のループなんでしょうね。
②うんこ=トイレだから
プログラミング教室にて「好きなものを作っていいよ」と言うと、だいたい1クラスに1人はうんこネタを作ってます。
でも、うんこの出現場所はたいていトイレではないです。
なぜか。
うんこがあってしかるべきのところだから
当たり前にあるところのことを言っても何にもおもしろくないわけです。
うんこが当たり前にあるところと言えばトイレですよね。
逆にトイレ以外には普通ないですよね?
(昔は肥料にするための肥溜めが結構身近にありましたけど…)
こんなところにうんこがある
こんなところでうんこと言う
と、意外なところにあったり、意外なシチュエーションで言ったりするからおもしろい。
うんこはトイレにあるものだから、逆にトイレ以外にあればどこでもおもしろい認定なんです。
①ともかぶりますが、おもしろいからネタにするんだろうなと思います。
③ダメな言葉ほど言いたくなる
『うんこ』という言葉が持つ一般的なイメージは
- 汚い
- 不快
でしょうか。
だから日常生活では必要がない限りあまり言いませんよね。
言いにくい言葉をあえて言えるオレはすごい とか、人が嫌がることを言ってやった という達成感があるから言う、という意見があるようです。
すごいとか、達成感とか、私は全く理解できませんでした。
が、夫は同じことを言ってましたので男性特有なのか…。
(サンプル数が少なすぎるので断定はできませんが)
自己肯定感を持つための一つの手段なのかもしれません。
うんこと言ってほしくない!どうしたら?
どのくらい言わせたくないのかで対応は変わると思います。
①とにかく言わせたくないとき→反応しない
私は実践したことがないので、巷での情報にはなりますが…
ふーん
くらいで反応しないのが一番効くそうです。
反応ないのはおもしろくないですからね。
②時と場合による場合→使わないほうがいい場面を説明する
一般的に『うんこ』にいいイメージを持っていない人が多いことは事実です。
人は一人では生きられません。
人とかかわっていくからこそ、自分の周囲だけではなくさらにその外側の周囲まで気を使える人になってほしい。
親ならばきっと同じ思いかなと思います。
なので、場面によって使っていい言葉と使わないほうがいい言葉があることを説明するのがいいかと思います。
ダメなものはダメ、ではなく、理由を説明する。
ただ、子どもが小さいと周囲がこうだからと言っても想像できず響かない可能性が高いので、自分がどう思うかを入れて要望するといいと思います。
発想の転換!一緒に面白がってみよう
うんこが日常の限定的な個所でしかあらわれないものである以上、うんこはおもしろいものであることは避けることはできなさそうです。
とはいえ
控えめに言って下品だし、汚いし、全然おもしろくないわよ!
コレにはほとんどのママが同意と思います。
ですので、教室でうんこ作品を作った時は保護者には報告しません(笑)
# 個人的には作り上げたことを褒めてほしいと思うのでもったいない気持ちですが…
で・す・が
ここはあえて子供と同じところにおりて、一緒におもしろがってみてはいかがでしょう?
オススメはシチュエーションでおもしろがること。
にこやかにこう言ってあげましょう。
「なんでやねん!」
一言でもいいですし、
「なんで今うんこやねん」
「なんで此処でうんこやねん」
みたいに複合してもいいです。
関西ならコレでたいてい子どもが喜びます。
関西弁が市民権を得た今なら、関西以外でもつかえるかとおもうのですがいかがでしょう?
まとめ
マナーと言う意味では場をわきまえるべきうんこですが、健康管理ツールからコミュニケーションツールとして昇華する、という気持ちでつきあってみるのはいかがでしょう。
誰もが通る道と思って、こっちもおおらかな気持ちでゲラゲラ笑って過ごせたらいいですね。