親子ともにハッピーになるには?
ここまでで、ママの心身の不調はママだけではなく子どもにも良くないと書いてきました。
事実、私がストレスをためると子どもの体調もメンタルも悪くなることは、身をもって実感しました。
だったらどうしたらいいのか?
色々試した結果、私がたどり着いたたった一つの答えはこうでした。
私がHappyでいること
つまり
- 私が健康
- 私の表情・雰囲気が柔らかい
- 私自身に余裕がある
これを満たしていたら子どもも安定し、親子で穏やかな日々を過ごせるようになりました。
子どもは『完璧な』家事、育児なんて求めてないんです。
ママが元気でニコニコしてるだけでよかったんです。
けれど、実際そうはいっても…ですよね。
そこで、私なりに考えた自分がハッピーになるために必要な4つのことを上げてみます。
自分の気持ちを言語化して子どもとオープンに話し合う
HSPママは、自分の感情を言葉にすることが苦手だと感じるかもしれません。
しかし、自分の気持ちを言語化し、子どもに伝えることは、親子の絆を深めるためにとても重要なことです。
子どもに対して、自分の感情を正直に表現することで、子どもはママの気持ちを理解することができるでしょう。
例えば、「ママは今、疲れているから、少し休憩させてほしい」と伝えることで、子どもはあなたの状況を理解し、思いやりの心を育むことができます。
また、過剰に心配させることもなくなってきます。
逆に、子どもの気持ちを聞くことも大切です。子どもの話に耳を傾け、共感的に受け止めることで、子どもは自分の感情を表現することの大切さを学びます。
自分の気持ちを言語化し、子どもとオープンに話し合うことで、親子の信頼関係を築くことができます。
お互いの気持ちを尊重し合い、率直に話し合える関係性は、親子の絆を深めることにつながります。
言葉にすることが苦手だと感じるかもしれませんが、まずは小さなことから始めてみてください。
あなたの感情を大切にし、それを子どもに伝えることが、ハッピーな子育ての第一歩となるはずです。
自分の体調に気を遣い、心の余裕を持つ
HSPママは、子育ての中で感じるストレスも大きいものがあります。
だからこそ、自分の体調に気を遣い、心の余裕を持つことがとても大切です。
疲れを感じたら、無理をせずに休息を取ることを優先しましょう。
体調が悪い時は、家事や育児を完璧にこなそうとせず、できる範囲で行うことが賢明です。
また、自分の好きなことをする時間を作ることも重要です。
読書や音楽鑑賞など、自分の心を満たす活動を日常に取り入れることで、ストレスを発散し、心に余裕を持つことができるでしょう。
散歩や瞑想など、マインドフルネスを取り入れることも効果的です。自分なりのストレス解消法を見つけ、実践することが大切です。
自分の体調に気を遣い、心の余裕を持つことは、子育ての質を高めることにもつながります。
心に余裕があれば、子どもに対して優しく接することができるはずです。
イライラしてしまう時は、一呼吸置いて、自分の感情を見つめ直すことが大切です。
自分の心と体を大切にすることが、ハッピーな子育ての土台となることを忘れないでくださいね。
自分が楽しいと思うことに子どもを巻き込む
自分の好きなことをするためだけの時間なんて取れないわ…!
そう感じてしまうHSPママには、自分が心から楽しいと思うことに子どもを巻き込むことをおススメします。
あなたが楽しいと感じることを子どもと共有することで、親子の絆を深めることができるはずです。
例えば、あなたが自然の中で過ごすことが好きなら、子どもを誘って一緒に散歩に出かけてみてください。
草花や虫など、小さな発見を子どもと共有することで、豊かな感性を育むことができるでしょう。
あなたが創作活動が好きなら、子どもと一緒に絵を描いたり、工作をしたりするのも良いと思います。
あなたの創造性を子どもに伝えることで、子どもの創造性も刺激することができるはずです。
子どもと一緒に夢中になって取り組むことで、あなたも子育ての喜びを実感できるでしょう。
自分が楽しいと思うことに子どもを巻き込むことは、あなた自身のストレス発散にもつながります。
子育ての中で感じるストレスを、あなたの好きなことで解消することができるのです。
また、自分の好きなことを子どもと共有することで、子育ての中にあなたなりの楽しみを見出すことができるはずです。
あなたが心から楽しむ姿は、子どもにとっても良い影響を与えます。
親子で楽しい時間を過ごすことが、ハッピーな子育てにつながります。
同じ悩みを抱えるHSPママとつながる
同じような悩みを抱えるHSPママとつながることで、子育ての悩みを共有し、解決のヒントを得ることができると思います。
HSPの特性ゆえの悩みは、HSPでない人には理解されにくいものです。
だからこそ、同じ特性を持つHSPママとつながることが、大きな支えになるはずです。
HSPママ同士で子育ての経験を共有し、アドバイスし合うことで、新しい気づきを得ることができるでしょう。
「自分だけが大変なのではない」と感じることができ、精神的な負担を軽減することにもつながります。
SNSに抵抗がなければ、XやThreadsなどでゆるーくつながってみましょう。
#HSPママ #HSP子育て など、タグをつけて投稿すると、同じような悩みを抱える人に見つけてもらいやすくなります。
オンラインでのHSPママコミュニティに参加するのも良いです!
全国のHSPママとつながることで、多様な視点からの学びを得ることができるはずです。
HSPママ同士のつながりは、孤独感の解消にも役立ちます。
子育ての中で感じる孤独感は、HSPママにとって大きなストレス要因です。同じ悩みを抱えるHSPママと支え合うことで、「一人ではない」と感じることができるでしょう。
つながりの中で、自分の感情を吐き出すことも大切です。共感的に受け止めてもらえる経験は、あなたの心を軽くするはずです。
同じ悩みを抱えるHSPママとのつながりは、あなたの子育てを支える大きな力になります。一人で抱え込まず、仲間と支え合うことが、ハッピーな子育ての秘訣ですよ。勇気を出して、一歩踏み出してみてくださいね。
HSPだからこそできる子育てもある
最後に、自分がHappyでいるためには、自分が自分を受け入れていることも大事です。
つまり、自分のHSPとしての特性を理解し、受け入れるということです。
HSPであることは大変なことばかりではありません。
感受性の高さは、子どもの微妙な感情の変化に気づきやすいということにつながります。
言葉だけでなく、表情やしぐさからも子どもの感情を汲み取り、共感できることは強みになります。
子どもの立場に立って考え理解しようとする姿勢は、子どもにも伝わります。
心がそばにある感覚は、情緒的な安定につながります。
また、持ち前の繊細さで、小さな変化にも敏感に気づくことができます。
繊細さを活かして、子どもの小さなサインを見逃さず、きめ細やかなケアを提供することができるんです。
例えば、子どもの体調の変化に早めに気づいて、適切な対処をしたり、子どもの興味関心に合わせて、遊びや学びの環境を整えたりすることができます。
ママの細やかな配慮は、子どもの安心感につながります。
うちの子どもは(理由は違いますが)2人とも不登校を経験しました。
不登校中は都度子どもの傍にいて、時にはとことん話しを聞いて、またある時は連れ出して…
寄り添うことを最優先にしていました。
悩みながらの対応で最短の道ではなかったと思います。
が、この経験を経て、子どもたちは二回りほど大きくたくましくなり、どちらも翌年の4月には学校生活に戻ることができました。
そして、この経験は親子の絆は確実に深めました。
思春期真っ盛りではありますが、子どもたちの態度の端々で日々実感できています。
私がHSPだったからこそ、その時の子どもたちが必要としていたものを与えることができ、成長してくれたんだと思います。
自分のHSPとしての特性を肯定的に捉え、長所を活かすことで、自分の個性を大切にすることが子どもを大切にすることにつながります。
まとめ
HSPママの子育ては、一般的な子育てとは違う独自の難しさがあります。
時には、自分の特性ゆえに、子育てに向いていないのではないかと感じてしまうこともあるでしょう。
でも、HSPであるからこそ、子どもの気持ちに寄り添い、共感することができます。
HSPならではの感受性や創造性、繊細さを活かすことで、子どもとの絆を深め、豊かな子育てができるんです。
大切なのは、自分のHSPとしての特性を理解し、受け入れること。
そして自分を大切にしながら、無理をしないことです!
HSPママの子育ては、決して楽なものではないかもしれません。
でも、HSPならではの強みを活かすことで、きっと親子ともにハッピーになれる子育てができます。
あなたなりの子育てを信じて、一緒に前へ進んでいきましょう!
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